福岡「平屋」プロジェクト

福岡「平屋」プロジェクト│平屋制作事例

空を切り取る平屋

外に閉じ内に開く居住空間設計
子どもの感性を伸び伸びと育む大屋根の半平屋

水平ラインを強調し、手前に桟があり、奥に光を採り入れるための天窓。
一見、威圧的な要塞のようにも見える外観の半平屋、
その内側にあたたかく広がる伸び伸びと暮らせる空間を設計しました。

収納もたっぷりと用意された玄関。
秘密基地の入口のような佇まい。

玄関からLDKに入ると右側に本棚。
左側には建物の外から奥に見えていた内庭の空間。
中庭からは家族の姿が見え、別室にいても自然とコミュニケーションが取れる。うつろいゆく季節と共にお子さんの成長を見守っていけます。

本棚を過ぎてLDKへ、ここから視界が開きます。
玄関から入ってきたときの閉鎖的なイメージからいきなり開くような空間になっています。
上部が吹き抜けて教会や音楽ホールのようなイメージ。
横手方向が4m、長手方向が約11m、縦横の比率で独特な空間を演出しています。

床と柱は飫肥杉を使用、油気の多いシロアリに強い木材です。
壁は長崎材木店オリジナルの「伊予西条壁」。
シラスを利用した壁材で陰影が際立ちます。
ビニールクロスと違い見た目がやさしい印象で、継ぎ目がある場合、隙間から汚れることもあるが左官が一面を塗り仕上げているため、継ぎ目が汚れることがありません。

外に出る機会が少ない今、家は住む為だけの場所ではなく、楽しむ為にある。 寒い日に薪ストーブを囲んで暖を取ったり、あたたかい日にウッドデッキでバーベキューしたり、時にプロジェクターを使ってホームシアターなど日常が楽しくなる工夫が詰まっている。

奥には小上がりがあり、お子様の寝室やゆっくりとお庭を眺めながら過ごせる空間になっています。
窓の外にはデッキ、小上がりからそのまま出られます。

階段を上がった先には、家族との繋がりを感じられながらも、集中できるような書斎を設けました。 在宅ワークが増えた現代にとって欠かせない空間です。

家の外は閉鎖的で入りにくい印象でしたが家の中は、
ぐっと抱き込むような、あたたかい家づくりです。
空間が広がりゆったりと過ごせる、薪ストーブを眺めつつ、
音楽を聞きながらワインを嗜む、
そんな生活が似合うあたたかみを感じるお宅です。

FUKUOKA HIRAYA PROJECT

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